びっくりトルコ6泊8日の旅 (1/11~1/18, 2009)
昨秋見つけて申し込んでいた、ツアーがやっと実現した。表題どおり、いろいろ、多種、多様、びっくり、ひょっこり、サンショの木の連続で、満足できるものとなった。トルコは 100%自給自足している豊かな国土と自慢するだけあって、オリーブ、オレンジ、ブドウ、イチゴなどの果樹、小麦畑、羊や牛の放牧が至る所で目についた。 とにかく、トルコについては知らないこと、無知なままで過ごしたことが恥ずかしいほどの思いを抱いている。したがって、新たな発見 や、教えられること、再認識することが盛り沢山で、体力だけでなく、頭にも疲れるほど刺激的だった。また、添乗員、現地ガイド付きバスツアーで、参加者35名の多くは同世代あるいはさらに高齢者だったが、旅慣れた人が多く、むしろ元気をもらい、勉強することが多い、実りあるものとなった。オフシーズンの寒い冬、出会うのは同様な日本人ツアー客がほとんどで、価格が高いコースは、飛行機やホテルのクラスがグレイドアップしただけで、廻るコースもほぼ同じようなものということだった。しかし、先週降った雪が残っており、カッパドギアの奇景、スケールの大きいエフェスの遺跡、ハマムなど味わえ、天候にも恵まれて、ラッキーな旅となった。ある同行者はトルコが大好きになったと感想を漏らしていた。特に、トルコの田舎はお勧めで、春~夏の時期に、緑の田園、花咲く光景、たわわに実った果物などをもう一度見たくなっている。
インターネットは2か所のホテルで利用し、イスタンブルでは、無料で使えたが、旧式の上、日本語が入ってなくて、英語のメール部分しか判読できなかった。アイワルクのホテルでは、15分/5トルコリラ(300円程度)で、キエフの友人や日本にメールで連絡した。飛行機はAeroflot便を利用し、往きはモスクワで5時間待ちとなったが、帰りは1時間程度のトランジットで、イスタンブルから戻れた。全行程ともAirBus社の機体で、とりわけ、モスクワ-成田間は12月末から導入されたばかりの最新のA330-200の乗り心地を味わうことができた。
1 件のコメント:
トルコの旅5日目の夜は、アンカラエクスプレスの1等寝台で過ごした。日本での寝台車の旅は、30年以上前にあさかぜを利用して以来で懐かしい感じであった。我々のコンパートメントは2段べッドで、手洗いなどの設備は老朽化していたが、ミネラルウォーター、ジュース、クッキーが冷蔵庫に用意されていた。発車後まもなくして、車掌がベッドを作りにやってきた。椅子部分の上にベッドを引き出して固定すれば良く、とても簡単で、我々でもできそうだったが、チップを2リラ要求された。広軌の割には揺れると聞いていたが、それほどのこともなく、旅の疲れもあってか、ぐっすりと眠ることができた。朝シャンを済ませてからのダイニングカーでのContinental Breakfastは一層美味しさが増し、同行のツアー客で貸し切り状態であり、とても快適でrichな気分だった。朝食から戻ると、ベッドが整理されて椅子席に戻されていた。イスタンブルに近づくにつれて、田園風景が見られなくなり、次第に住宅が密集し、高層化して都会の風景となってきた。定刻通り、イスタンブル・アジア駅に到着し、アンカラ駅から9時間半の夜行寝台列車の旅は終了した。
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